ふわっとした「仕組み化したい」をClaudeとの壁打ちで形にした話
きっかけ:「ブログをもっと仕組み化したい」

ブログ、書きたいネタはあるのに、いざClaude Codeに向かうと「何をどう頼めばいいんだろう」と手が止まってしまう——そんな経験はないでしょうか。私も同じで、「もっとブログ執筆を仕組み化したい」というふわっとした思いはあっても、それをどう形にすればいいのか分からずにいました。
ベトナム出身で、子どもの頃からの夢だったゲームやWebサービスづくりに、Claudeを相棒にして挑戦している私ですが、実はブログの書き方まではまだ仕組み化できていませんでした。今回はその「仕組み化」を、Claudeと一緒に壁打ちしながら形にしていった記録です。
superpowersの「brainstorming」とは(かんたんに)

brainstormingというのは、いきなり実装(コードを書いたりファイルを作ったりすること)に進まず、まず「何を作りたいのか」「どこまでの規模の話なのか」を一緒に整理してくれる仕組みです。作業の規模に応じて「スパイク(ちょっと試す)」「バウンデッド(小さな変更)」「アーキテクチャル(本格的な設計)」の3段階に分けて進め方を変えてくれるのがポイントで、今回は複数のコマンドやスタイルガイドを新しく作る話だったので、一番しっかりめの「アーキテクチャル」という進め方になりました。
実際に壁打ちしてみた流れ

サイトの実態を調べてもらった(WordPress.comの制約が判明)
最初に私が伝えたのは「ブログ・サウンドノベルゲーム・高速道路のWebサイト、この3つでClaude Codeをもっと使いこなしたい」というかなり広いリクエストでした。ここでいきなり設計を始めるのではなく、Claudeはまず「3つとも別プロジェクトなので、1つずつ深掘りしましょう」と提案してくれ、私が選んだのが「ブログ執筆」でした。
続けて驚いたのが、実際に作業ディレクトリの中身を調べたり、私のWordPress.comのサイト一覧を確認してくれたことです。おかげで「実は今のプランだと、Claude側から記事を自動投稿する機能は使えない」という、自分では見落としていた制約に早い段階で気づけました。さらに実際のブログのトップページも読み込んで、「Claude入門」「AI戦記」「Webサイト・アプリ開発」というカテゴリ構成や、初心者向けの親しみやすい文体まで把握した上で提案してくれたのは正直かなり助かりました。
何往復か質問されながら要件が固まった
そこから先は、一問一答のようなテンポで質問が飛んできました。「どのブログを対象にするか」「自動投稿ができない今、どこまでを仕組み化のスコープにするか」など、選択肢付きで聞いてくれるので、迷わずサクサク答えられたのが印象的でした。答えるたびに、提示される設計案がどんどん具体的になっていくのが分かりました。
途中で「スライドも欲しい」と思いつき、その場で計画に追加できた
一度設計案がまとまりかけたタイミングで、「そういえば記事に要約スライドも入れたいな」とふと思いついたので伝えてみました。すると、計画そのものを作り直すのではなく、該当する部分だけをピンポイントで修正して、スライド作成コマンドを追加してくれました。壁打ちの途中で気づいたことを、そのまま計画に反映できるのは地味に便利なポイントだと感じました。
できあがった仕組み

最終的に、Blog-HABというディレクトリに、次のようなコマンド一式ができあがりました。
/blog-outline— ネタからアウトライン(構成案)を作る/blog-draft— アウトラインから本文を書く/blog-polish— 推敲してタイトル案を出す/blog-factcheck— 技術的な内容を裏取りする/blog-slides— 記事の内容から要約スライドを作る
実はこの記事自体も、この仕組みを使って(壁打ちの様子をネタにしながら)書いています。
まとめ:次にやってみること

「ふわっとした要望」を、いきなり実装せずに一つずつ質問で確認しながら仕組みに落とし込んでいく——というやり方は、思っていた以上にストレスなく進みました。
次は、この仕組みを使って実際に何本か記事を書きながら、コマンドの中身を自分好みに調整していこうと思います。

